念願の平屋を『ブルーハウス』の「建築家とつくる家」シリーズで実現したKさん。外観はシンプルなグレーの箱型。道路に面したファサードは窓を極力少なくしてプライバシーに配慮した一方で、庭に面した南側には大開口を設けてあり、芝生の上で愛犬が自由に走り回る姿を眺められる。玄関ドアを開けると土間が室内まで続いていて、リビングの床とフラットに繋がり、バリアフリーな空間が広がる。一方、玄関からシューズクロークを通り抜け、洗面スペース経由でキッチンに至る裏動線もあり、2本の動線を上手に使い分けることで、ストレスフリーで家事ラクな暮らしが実現。また、裏動線の廊下に室内干しを設けて空間を無駄なく利用し、家族がくつろぐLDKを広々と確保できた。さらに、新居は性能にもすぐれ、なんとC値（気密値）が0.2と驚きの数値を誇る。「気密性にすぐれているので防音性も高く、道路を走るトラックの音も全然気になりません」と奥さまがにっこり。平屋としてのメリットに機能的な間取りとすぐれた性能が加わり、暮らしやすさが抜群の家が実現した。