リビングの欄間は奥さまが、炬燵テーブルはご主人の手作り。建具は築100年の祖母の家の引き戸を再利用

吹抜けのダイニング。薪ストーブの炎を眺めながら父と息子は何を語る？

ヒノキの香りが漂う土間玄関

先人の知恵を活かした深い軒が夏の日射遮蔽、冬の日射取得を促す

ガルバリウムの外壁はお手入れもラクラク

子ども部屋と寝室は、温まった空気を逃がさないよう、杉板で吹抜けを閉じることもできる

奥さまが壁の木を1枚1枚貼ったトイレ

ダイニングからも長男の部屋からも行き来できる納戸。寝転ぶと、トップライトから満天の星空が楽しめる。天然木のやさしい香りと、大工さん手作りの安心感に包まれた癒しの空間

吹抜けの玄関には築100年の旧宅の古材を再利用。黒ずんだ梁は家族の歴史と旧宅への愛着が新居に受け継がれた証

掘り炬燵で四季の庭を眺めながら晩酌するのが何より楽しみ。風情ある40年前の建具を再利用し、 大正浪漫の照明でコーディネートした

日当たり抜群の両親の和室。旧家の欄間を再利用し、趣ある空間に

旅館や料亭を彷彿とさせる和室は、リビングとして使用。風を通す欄間は、旧家の桜の無垢材を再利用した

祖父宅の欄間を和室に再利用。家族の繋がりを大切にする同社の家づくりが反映され ている

玄関に面した和室には旧宅の見事な欄間を再利用。玄関の意匠性を高めている

どこかなつかしさが漂う土間空間。和室の欄間は2つ前の家で使われ、倉庫に眠っていたものを再利用

2階の主寝室は、1階とは趣の異なる空間に。柄もののカーテンを採用し、奥さまのおばあさまから受け継いだ100年ものの和ダンスを置いた。築100年は超えて現存する奥さまの実家も、S邸のアイデアになった

来客が多いことから、吹抜けの広い玄関ホールでおもてなし。旧家屋にあった千本格子引き戸を加工し、目隠しとして再利用

二間続きの和室。建具を再利用したり、家族で漆喰を塗ったり、想い出がいっぱい