『共感住宅レイアウト』は、外構やエクステリアの事業からスタートした住宅会社。一般的に、住宅と外構はそれぞれの会社で別々にデザインを手がける場合がほとんどだが、同社では建物も外構も同じデザイナーが手がけている。そして、建物の見た目をいっそう引き立てる演出や、暮らし心地をいっそう高める工夫によって、建物と外構が絶妙に調和した家を実現できるところが他社にはない大きな魅力だ。Hさんの新居にも、そんな演出や工夫が随所に反映されている。たとえば、夜の外観。建物をＬＥＤ照明でライトアップし、暗闇に美しく映える景観を実現しただけでなく、帰宅した家族を温かく迎え入れる雰囲気を演出した。また、外観だけでなく、室内も隅々まで安全性や心地よさ、使い勝手への配慮が行き渡っている。「堀野さんと接していると、心の中にしまっていた悩みや不安を不思議と自分から話したくなるんです。堀野さんはその思いに寄りそい、１つ１つの悩みを解消するためにいろいろな提案をしてくれました」と奥さま。施主さんと堀野さんとの楽しい会話に引き込まれ、気づけば取材者の私たちまで身の上話を語り出していた。堀野さんがこんなにも人の心を紐解く術に長けている理由は、誰に対しても人と人として真摯に向きあい、どんな思いも受けとめる懐の深い人物だからだろう。