閑静な住宅地に念願のマイホームを建てたKさん。人を招く機会が多い夫妻がこだわったのは、家族やゲストがのびのびとくつろげる空間。そのため、LDKのスペースを広々と確保し、ダイニングキッチンとリビング、そして小上がりの畳コーナーをそれぞれ引き戸で仕切って使えるようにした。大勢の仲間を招いてのホームパーティでは、空間をオープンにして広々と利用。小上がりが腰掛け代わりに大活躍する。一方、個人的に人を招くときには、リビングとダイニングキッチンを仕切って利用。リビングでゲストに応対していても、他の家族はダイニングキッチンで普段通りにくつろげる。リビングは天井高3.5メートルの「ハーフ吹き抜け」になっていて、開放感を得られただけでなく、吹き抜けの小屋裏に収納スペースも確保できた。また、和室の南面にある土間は、内と外を繋ぐ空間として多目的に活躍する。シーンに合わせて多彩な使い分けができる家には、いつも家族やゲストの笑顔があふれている。