カリフォルニアのサーファーズハウスに憧れていたSさん夫妻は、三角屋根に白いラップサイディング、そしてカバードポーチが青空に映える平屋の家を実現。建物の中央にLDKを配置し、寝室や子ども部屋などの「居室」と「水回り」を左右に振り分けてあるため、間取りが簡潔で暮らしやすさも抜群だ。玄関ホールのすぐ奥に洗面スペースがあるので、帰宅してすぐ手洗い・うがいができる。水回りはファミリークローゼットとランドリーが隣接しているので、「洗濯の家事がすごくはかどります」と奥さまも大喜びだ。勾配天井のリビングは天井高の頂点が４mで、贅沢なまでの開放感。リビングには無垢のヘリンボーンのアクセントウォールを設け、キッチンの天井はレッドシダー張りにするなど、シンプルな空間を木の素材感や表情で個性ゆたかに彩った。掃出窓を開ければカバードポーチに繋がり、室内にさわやかな風が吹き込んで、家族をいつもカリフォルニア気分にしてくれる。