「家の中に行き止まりを作りたくなかったんです」そう語るYさん夫婦は、自由な設計が魅力の『ひだまり工房』に夢を託した。試行錯誤を経て完成したのは、キッチンを軸に、室内干しや収納を兼ねるユーティリティ、浴室、リビングを回遊できる住まいだ。共働き夫婦の平日は忙しいけれど、24時間換気システムの力も加わり、洗濯物は夜干せば朝乾くから便利。短い家事動線や子どもに目が届くレイアウトも魅力だ。週末になると、奥さまは朝ゆっくりと洗濯物を干して、明るく広大なリビングでくつろぐ。長女は回遊動線を走り回り、畳コーナーで遊んだり昼寝をしたり。ご主人は、玄関すぐの書斎で釣竿の手入れをすることも。暮らしやすさと心地よさを両立するリビングは、家族にとってかけがえのない宝物と言えそうだ。