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2018年度のZEH(ゼッチ/ネット・ゼロエネルギーハウス)補助金について

2018年度のZEH(ゼッチ/ネット・ゼロエネルギーハウス)補助金について

2018年度は3つの省庁が連携して補助事業を展開

2017年度から発表されていましたが、これまで経済産業省と国土交通省が行っていたZEHの補助事業が、2018年度より環境省が加わり3省で連携して支援事業を行っていくこととなりました。

役割、支援対象とする住宅は各省で異なっており、それぞれ
・引き続き供給を促進すべきZEH(注文住宅、低層・中層集合住宅):環境省
・将来の更なる普及に向けて供給を促進すべきZEH(ZEH+、建売住宅、高層住宅):経済産業省
・中小工務店が連携して建築するZEH(ZEHの施工経験が乏しい事業者に対する優遇):国土交通省
の促進支援を進めていくこととなっています。

今回はその中でも注文住宅に関係のある補助金の説明をしていきます。

 

ZEHの補助金(環境省)は定額70万円

今までZEHの補助事業は経済産業省が行っておりましたが、今年度は環境省が引き継ぐことになりました。
補助金の詳細は以下の通りです。

表の通り、蓄電システムについては追加で補助金がもらえます。補助対象となる蓄電システムは下記から確認できます。(一般社団法人 環境共創イニシアチブ様のHPにリンクします)
https://sii.or.jp/zeh/battery/search
※こちらにある蓄電システムを導入すること以外にもいくつか条件はあります。
 

募集スケジュールとしては、第一回の公募が5/28に始まります。こちらの制度は先着式になります。しかし、第2回、第3回の公募も決まっているため、「何が何でもすぐに決めなくては!」と考える必要はありません。

 

ZEH+の補助金(経済産業省)は定額115万円

ZEH+は新しく定められた概念で、通常のZEHよりさらに優れた省エネ性能を備えた住宅を定義します。
※詳しくは下記をご覧ください。(しずおかオンラインの公式HPにリンクします)
https://www.esz.co.jp/blog/155.html

補助金の詳細は以下の通り。

通常のZEHに比べると45万円~60万円ほど多い補助額になっております。
もちろん、その分設備設置にかかる費用が高くなるわけですが、住空間はより快適になり、ランニングコストとしてもより抑えられるようになるなど、ZEHのメリットも大きくなります。
また、公募の枠が予め住宅会社ごとに振り分けられている点も通常のZEH補助金と異なります。

スケジュールとしては

こちらは募集期間が一回ですが、10/5迄と長期間に渡っての募集になります。


 

地域型住宅グリーン化事業(国土交通省)は最大140万円

国土交通省としてはZEHの施工経験が乏しい中小工務店向けの補助金を「地域型住宅グリーン化事業」の中で展開していきます。
こちらは上記二つから少し遅れて4/27に正式な発表がありました。

国土交通省による補助金は環境省、経済産業省による補助金とは、少し性質が異なっています。特に

・もらえる補助金が定額でない
・一度住宅会社を経由しての入金となる

の2点は、実際に補助金を受ける施主さんに関係するところなので、事前に承知しておいてください。

また、こちらは地域の住宅会社がグループとなって交付を受けるもので、補助の対象となる家はグループ内で適宜割り当てることとなっています。
一軒ずつ「公募する」形を取っていませんので、公募期間の定めもありません。
ただし年内には住宅が完成している必要があるため、着工開始日はさらに前とする必要があります。

まとめ

これまでZEHの補助金を大まかに説明しましたが、実は全員が必ず補助金を受けられるとは限りません。
先着で締め切ってしまっていたり、各会社(各グループ)に振り分けられている枠が埋まっていたり、そもそも枠を持っていなかったりと、ZEHを建てたいけど補助金が受けられないという可能性はあります。また、それぞれの補助金を併用することもできません。
もし補助金を受けたいと思うときは、住宅会社とよく相談する必要があります。特に下記の3点には事前に注意・確認してください。

・ZEHビルダーに登録されているかどうか(こちらから確認できます:https://sii.or.jp/zeh/builder/search/
・実際にその会社で補助金が受けられるかどうか(住宅会社さんと相談してください)
・どの補助金が受けられるか(住宅会社さんと相談してください)

もちろん上記がOKだとしても、実際に建てるかどうかは十分話し合いながら決めていってください。
家は安い買い物ではありません。ZEHにすれば生活する上でのランニングコストは抑えられますが、初期費用は普通より多くかかります。その辺りも含め、住宅会社さんとしっかり話をして検討されることをオススメします。

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ライターのご紹介

鈴木 太可志
しずおかオンライン
イエタテスタッフ
鈴木 太可志

web・フリーマガジン『イエタテ』や『家を建てるときに読む本』の編集担当。

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