リビングと階段の間にある小上がりのヌックでは、北側の庭を眺めながら子どもと一緒に遊んだり、絵本を読んだり、ホームパーティでは腰掛けとして利用したり。中庭テラスとはひと味違った楽しみ方ができる

白い箱型のフォルムに、板張りの壁が映えるスタイリッシュな外観。浜松環状線に面した部分には開口部を設けず、プライバシーに配慮。板張りの壁の奥が玄関。玄関の横には外収納が設けてある

南北の開口部や吹き抜けから十分な採光を確保した開放的なLDK。無垢の床や造作の木のT Vボードが温かみを感じさせる。道路との間に中庭テラスを挟んだことで、騒音やホコリが気にならず、静かで快適な環境が実現

四方を建物と壁で囲った中庭テラスはプライベート感にあふれた空間。リビングと玄関ホール側の掃出窓から行き来でき、駐車場と直接つながるドアも設けてある。中庭にはシンボルツリーのガーデンと屋根付きのテラスがあり、屋外でありながら住まいの一室としてフレキシブルに活躍する

リビングには天井いっぱいまで開口部を設けてあり、中庭の全景が見渡せる。中庭との一体感を存分に味わえるので、家の中にいながらにして開放的な気分でくつろげる

階段下を有効に利用した書斎コーナーは、床を一段下げて十分な高さを確保。広すぎず無駄のないスペースになっているので集中して作業でき、リモートワークにも最適

寝室と水回りを結ぶウォークスルークローゼット。洗面スペースは浴室と独立させ、ランドリーと仕切ることもできるので、来客時に生活感をすっぽりと隠すことができる。手前のランドリーに干した衣類が乾いたら、そのままクローゼットにハンガーを掛け替えるだけで済むので、家事も楽々

2階には子ども部屋のみを配置。東西にスタディカウンターが設けてあり、将来仕切って使うことも可能。子どもが巣立った後も収納スペースや趣味の部屋などに役立ちそう

構造上どうしても必要な柱と梁を活かして、「ヌック」を設けた。長女が絵本を読んだり、YouTubeを見たりするのはもちろん、ご主人と奥さまもここで一緒にくつろぐことが多い

LDKは奥さまの意見を最重視。夢だったホームパーティも余裕の広さに大満足。奥のペレットストーブは旦那様のこだわり。冬になるのが今から楽しみ

ダイニングに隣接した小上がりのヌック。ゴロンと寝転んで読書をしたり、昼寝をしたり。ホームパーティで友人が大勢来たときはベンチの代わりにもなって重宝する。下部は床下エアコンと収納になっている

吹抜けに面した2階の多目的ホールには、スタディカウンターを設置。お子さまと一緒に絵本を読んだり、ご主人が仕事をしたりとフレキシブルに活躍する。壁の一部をコルク張りにしてあるので、お子さまの絵やお便りなどを掲示できる

キッチンはゆとりたっぷりの広々設計。「ホームパーティーでは、私がここで動いていても、お客さんが気にせずに飲み物を注げるほどゆったりとした広さがあります」と奥さま。小学生の娘さんと一緒にキッチンに立つのも楽しみなのだという。食器洗い担当のご主人と並んでのキッチンワークももちろん余裕

奥さまのこだわりのアイランドキッチン。ホームパーティをするときも色々な方向から手を出せるので、みんなで一緒にクッキングを楽しめる。キッチンの両側に収納スペースがあり、目的別にモノをしまえて便利

4.5畳のバルコニーは、レッドシダーの内壁やガーデン用チェアがアウトドアリビングの雰囲気を盛り上げる半屋外空間。ここでのんびりリラックスする時間が家族の楽しみで、「いつかホームパーティーを開いてみたい」と奥さま

LDKの床には厚さ30mmの松（パイン）の天然木を用い、自然塗料で濃い茶色に着色。太い梁が等間隔に並ぶ天井も松の板張りで。壁には珪藻土を採用。小上がりの和室はホームパーティなどの際、腰掛け代わりに使うこともできる。床下には引き出し収納を設けた

ホームパーティで大活躍自由な発想で使える造作ダイニングテーブル。リビング扉を開けると、カウンターと一体になった長さ約5.3ｍのダイニングテーブルがお出迎え。友人や農園スタッフと一緒に食事を楽しむために設計したもの。食事の他、写真や雑貨をディスプレイしても素敵。

スキップフロアのキッチンの下に、ご主人のマンガコーナーと、三姉妹のスタディコーナーを設置。LDK空間とつながっているため、家族一緒に過ごしたり、一人静かにマンガを読んだり、勉強したりと、家族の気配を感じながら多彩な過ごし方ができる