和室だけはあえてピンク色に。クールな家に一つだけあるやわらかな空間はホッと落ち着ける

周囲を住宅に囲まれているため、少しでも採光を確保しようと『ハートホーム』か ら吹き抜けを提案。壁と床の白が反射して朝はまぶしいほど明るいそう

まるでモデルルームのようなすっきりとしたダイニング。階段はアイアンと木で造作したオリジナルだ。キッチンは同じ黒色の中でも鏡面タイプをチョイス

2階ホールのくつろぎスペース。「友人が大勢集まった時、吹き抜けでつながる感じがよくて」とMさん

白いテラスはリビングの延長として部屋を広く見せる効果大。外でホットプレートが使えるようにコンセントを設置してある

玄 関を入って正面の壁にエコカラットを。デザイン面だけでなく消臭効果も期待できる

真四角ではない建物の形がMさんのご希望。ポーチを凹ませて少し変化をつけた

外壁は重厚感のあるベージュの石張り調。白い塗り壁よりも汚れが目立たないメリットも

寝室は窓をあえて小さくしつらえ、落ち着ける空間に

LDKと和室はつながった一つの空間。時にはリビングで、時には和室でくつろぎを

寝室は“チェックアウト前の朝のホテルのひととき”をイメージしたくつろぎの空間。ドレッサーなどのインテリアはクールなものをチョイスし、眠るだけの部屋ではなく、ホッと安らげるリラックスルームに仕上げている

家と暮らしの中心となるLDKは、シンプルで大きな箱とした。思い切りの良いデザインにより、とてもおおらかで気持ち良く、家族みんなが落ち着ける空間となった

和室と隣接した広縁。日当たり良好で気持ち良く、家族揃って日向ぼっこすることも。日本建築伝統の空間はどこか懐かしく、ホッと落ち着く

リビングの横には琉球畳がおしゃれな和室が。リビングとの境の引き戸を全開にすれば、一つづきの広い空間にもなる。社会人になって家を出たという子どもが帰ってきた時やゲストが宿泊することも可能

2階の主寝室は、家のコンセプトであるマリンテイストからあえてずらし、新婚旅行で訪れたバリ島の落ち着いた空間をイメージ

長男の楽しみはダイニングテーブルでの卓球。「この家で暮らし始めてから、子どもたちが穏やかになりました。室内でも力いっぱい遊べるし、冬は暖炉の炎がホッとさせるから」と奥さま。吹き抜けの大空間でも、夏場はエアコン1台で快適だそう

ご主人自慢の書斎と2階の主寝室は、家のコンセプトであるマリンテイストからあえてずらし、新婚旅行で訪れたバリ島の落ち着いた空間をイメージ

小上がりの畳スペースはダイニングに。和室で食事をしていた、以前の家からのスタイルを踏襲した、くつろぎの空間に