勾配のないフラットな屋根から軒を出し、壁には複数の素材を組み合わせた個性的な外観。ドアを開けると、吹き抜けの玄関ホールの上部にシャンデリアが輝く。リビング横の白タイル床から伸びる特注のスリット階段も、上質な雰囲気をより高めている。ありきたりの家ではなく、どこか高級感が漂う佇まいは、Ｋさんの希望に応えて『クラッセ』が作り上げたもの。とはいえ、家中すべてにこだわっていたら、予算がいくらあっても足りなくなってしまう。そこで住設機器は標準的なグレードのものを選んだり、そこに造作家具をプラスして見た目も使い勝手もアップさせたりと、意向も取り入れながら、許容できる範囲でコストダウン。だからこそ、ここぞと大切にしたいところにお金を集中してかけることができ、想いを叶えることができたのだ。さらにＫ邸では、高齢のお母さまを気遣って全館空調も導入。快適な室内環境と健康的で豊かな生活も手に入れて、家族の新生活が始まった。