「家族で過ごす時間を大切にしたい」との思いから、リビング・ダイニングを広く心地のよい空間にしたいと考え、平屋での暮らしをご希望されていたＷさん。家づくりのコンセプトは「Ａ　ＶＩＥＷ－市街を望む」。リビングと外の景色をつなぎ、一層開放的な空間をつくりだすのは、住宅雑誌で見て一目惚れしたというオープンウィンの窓。目に映る自然を額縁のように捉えたその景色は格別だ。当初からこの窓と決めていたという。晴れた日には遠く駿河湾までを見渡せ、空とのコントラストは時間を忘れていつまでも眺めていたくなる。塗り壁の醸し出す外観の白、自然塗料でとことんこだわった無垢床の色、白。そこにクロスやカラードアで心も空間も楽しませてくれる色をプラス。色にはとにかくこだわり、妥協しない。そこには施主さんのセンスが光り、その空間に居合わせると暮らしをどう楽しんでいきたいかがうかがえる。広々としてやさしい感触の床のリビングでは姉妹が走り回って遊ぶことができ、夫婦はそれを見守る。この間取りがこれからも家族をつなぎ、大好きな家族との時間を大切にしたいという思いを叶えていく。