静岡県東部
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建築系大学を卒業後、東京や横浜でハウスメーカーや設計事務所に勤務しノウハウを学ぶ。その後、地元・沼津へ帰郷。施主さんの立場に立ち、自身が持つ最新のデザイン技術を反映しながら、唯一無二の住宅や店舗を提案する。
注文住宅メーカーから建売住宅メーカーへ転職した時、住む人が決まっていない家の設計に虚しさを感じた。家は暮らしの器。建てたいのは住まい手の個性が見える家だと気づき、以来、施主さんの意思を尊重した家を建てる。木造軸組工法から重量鉄骨造まで多くの工法を採用し、最高の住まいの実現にベストを尽くす。
15年前から使っている黒革のシステム手帳。予定やタスク管理のほか、アイデアのストックにも使用。
重量鉄骨ラーメン造で叶えた、吹き抜けのあるリビングは、圧倒的な開放感が最大の魅力。一辺が6mを超えるほぼ正方形で、高さが6m以上もある大空間。白いタイルとヘリンボーンの床が、まるでアジアのリゾートホテルのような雰囲気だ。間接照明の穏やかな光が、室内を美しく照らす。
実家の建て替えを機に、二世帯住宅に。2階部分が生活の拠点となる子世帯側の玄関ホールには、庭の緑を風景の一部に取り入れ、みずみずしい開放感にあふれた空間に。床には無垢材を使用し、階段はアイアンで。向こう側を見渡せるストリップ階段が、軽やかなリズムを生み出す。デザインと実用性が両立し、異なるマテリアルが見事に溶け合う住まいとなった。
この家の土地は、南向きの好立地。南側に位置するリビングには当然大きな窓を配すると思っていたら、「夏、暑いですよ」と藤井さんからアドバイスが。ウッドデッキへと続く東側の窓を大きく取って南側の窓を小さくし、程よく光を取り入れながらも熱の侵入を最小限に留め、真夏でも快適に過ごせるリビングに仕上がった。2階ホールからバルコニーへ直行できる動線も画期的。藤井さんならではの独自の発想のおかげで、望んでいた以上の家に仕上がったと、施主さんが笑顔で話してくれた。
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