今回お邪魔したA邸は、外観も内装も、ブルーとホワイトを基調とした、アメリカ西海岸にあるような、明るく爽やかな住まい。手がけたのは『山本建築工業』だ。
もともとサーファーズハウスが憧れだったというAさん。だが、同社はこれまでにサーファーズハウスを手がけたことがない。不思議に思い、なぜ同社を選んだか聞いてみると「仕事柄同社を知っていたのもありますが、一番は社長の人柄や家づくりの想い。この人なら安心して任せられると感じました」と答えてくれた。確かに2人の話している姿からは、施主と施工会社という関係を超えた信頼感が感じられる。最初の打ち合わせから、間取りや仕様の設計・提案、工事管理、アフターフォローなど、一貫して山本社長が携わることも同社の特徴。だからこそ、手がけたことのないデザインでも細かい要望を汲み取り、理想的な形に仕上げられたのだろう。
自分自身で仕上げたキッチンの青い扉を見ながら「大変だったけど、その分愛着もひとしおです」とAさんは嬉しそうに話してくれた。