家づくりガイド【家づくりの基礎知識やコツを学ぼう】
公開日:2023-12-27
ライター:イエタテ編集部
竣工(しゅんこう)とは、建築工事が完了したことを言います。同じような意味に「竣成(しゅんせい)」もあります。 工事が完了すると、次に確認の検査(竣工検査)が行われます。 竣工検査から引き渡しまでの流れを確認してみましょう。
工事施行者と工事の監理者である建築士による、最終チェックが入ります。
竣工検査と同様、工事施行者・建築士と立ち会います。
完了検査の立ち会いを無事に終えたら(工事完了後)、4日以内に地方公共団体などに「完了検査申請書」を提出する必要があります。
この手続きは、建築士が代行してくれます。完了検査にも立ち会います。
工事施行者・建築士立ち会いのもと、建主(依頼者)による目視確認を行います。希望どおりの設計になっているか、今一度確認するわけです。
もし、計画的にいっていない点があった場合は、その箇所を指摘するようにしましょう。
工事に不具合がないか、実際に立ち会って確認を行います。工事担当者や営業責任者とともに、不備がないかをチェックします。
たとえば、床や壁などに傷や汚れはないか、建具の開け閉めはスムーズか、設備は正常に動くかといったことを、担当者に説明してもらいながら確認していきます。
もし、この竣工検査後の立ち会いで不具合が見つかった場合は、引き渡しまでに修理してもらうか、入居後に修理するかを取り決めます。
この場合の注意点としては、業者とその旨を約束する書類を控えることを忘れないようにしましょう。後々のトラブルを防止します。
立ち会いによる工事の修正などが済んだら、施行会社から以下のものを受け取りましょう。
保証書には定期点検とアフターメンテナンスの内容や時期、設備などが故障した場合の連絡先などが書かれているので、大切に保管しておきましょう。
追加工事なども含めた引き渡し時の図面を、建築士より渡されます。
建主と工事施行者との間で、1年後に改めて竣工における瑕疵がないかを確認する約束をします。
工事施行は、施工主と建築士とのこまめな連携が重要です。
納得のいくよう、建築士を中心に相談を重ねていくのが良いでしょう。
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