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家づくりガイド【家づくりの基礎知識やコツを学ぼう】

【イエタテ相談コラム】坪単価を比較するときのポイントはありますか?

公開日:2022-01-24

イエタテ編集部 ライター:イエタテ編集部

【イエタテ相談コラム】坪単価を比較するときのポイントはありますか?

イエタテ相談コラムは、家づくり検討中の方のお悩み・質問に、「イエタテ相談カウンター」のアドバイザーが答えてくれるコラムです。まだ情報を集め始めたばかりの人も、比較検討を進めている人も、一緒に学んで後悔しないマイホームを建てましょう!

今回のテーマ

家づくりについて調べていると、「坪単価」という言葉をよく目にします。坪単価を比較するときのポイントはありますか?

《アドバイザーの回答》
坪単価に含まれない費用もあります。坪単価だけで判断せず、目安の一つと考えましょう。

▼今回解説している内容はこちら
・㎡(平米)との換算方法と坪単価の考え方
・坪単価を確認するときに注意することは?
・坪単価を参考に住宅会社を選ぶときのポイント

㎡(平米)との換算方法と坪単価の考え方

住宅情報を見ていると、坪、㎡(平米)、畳など、さまざまな広さの単位が出てきます。
1㎡は1辺が1mの正方形面積のこと。1坪は1.82m×1.82m、1畳は約1.82m×0.91m。1坪は、約2畳分で、平米数は約3.31㎡になります。
家づくりについて調べていると、「坪単価」という言葉をよく目にします。坪単価を比較するときのポイントはありますか?坪単価に含まれない費用もあります。坪単価だけで判断せず、目安の一つと考えましょう。おおよその広さの目安は右の表の通り。6畳は約10㎡、約3坪というのを基準にするとイメージしやすいかもしれません。
坪単価とは、建物1坪あたりの建築費のことです。坪単価を算出するための一般的な計算方法は、建物の本体価格÷延床面積となります。延床面積とは、各階床面積の合計です。たとえば二階建住宅で1階25坪・2階15坪だと延床面積は40坪。建物の本体価格が2000万円の場合、
2000万円÷40坪
で、坪単価は50万円となります。
家づくりの予算に限りがあり、数多くの住宅会社の中からパートナーを見つける際に、坪単価は分かりやすい目安になります。

坪単価を確認するときに注意することは?

坪単価の算出方法には厳密なルールがなく、住宅会社によって異なります。単純に坪単価だけで住宅会社を比較したり、予算を考えていたら、トータルの予算が大きくオーバーしてしまうということになりかねません。前述した計算方法の延床面積に、吹き抜けやロフト、バルコニー、玄関ポーチなどを加えた施工面積で算出するところもあります。この場合、坪単価は下がります。
また、照明設備、インテリア工事、空調工事、外構工事などは本体価格には含まれず、坪単価の計算には入っていないことが多いです。さらに、登記費用や住宅ローン手数料、火災保険料などの「諸費用」は本体価格に含まれません。それらを含めると、2〜3割の費用が膨らむことも。
さらに気を付けたいのは、延床面積が小さいほど坪単価は高くなるということ。キッチンやトイレ、浴室など住宅に必須の設備や諸経費などは変わらないため、相対的に坪単価は割高になります。

坪単価を参考に住宅会社を選ぶときのポイント

このように、分かりやすいようで曖昧な坪単価。たとえば、坪単価60万円のA社と坪単価50万円のB社で、延床面積が同じ家を建てたとしても、必ずしも総額でB社のほうが安くなるとは限りません。また、坪単価60万円で延床面積40坪の家なら、総額2400万円で建てられるというわけでもありません。予算を考えるときは、坪単価に含まれない費用があることも忘れずに。
坪単価だけで「高い、安い」の比較をするのではなく、各社がどのくらいの価格帯で住宅を提供しているのかもふまえて、あくまでも目安の一つとして活用しましょう。

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