古き良きものが受け継がれるレンガづくりのクラシカルハウス
伊東市 T邸
光降り注ぐリビングには、ゆるやかな時間が流れる。ホワイトに見える壁には、少しのペパーミントグリーン。塗り仕上げの陰影をともなって、午前、午後、夜と色合いと表情を変えていく

八角形の塔屋の1 階にはダイニングを配した。どの席からも庭の緑が楽しめ、伸びていく視線が広さを感じさせる。天井の照明取り付け部にはメダリオン貼り。食卓を優雅に彩る

気密性、断熱性も自慢。カナダ政府のスーパーE 認定を受ける

たたき、雪見障子、窓の外の日本庭園など和室も本格的

本棚は高さ可変で、使い勝手もいい。テーブルには皮が張られた

書庫を備えた主寝室。抑えたトーンのカーペット、造作のベッドヘッドがくつろぎを運ぶ

温泉を引いた浴室には十和田石を使用。湯を張ると美しい緑色に

とんがり屋根が印象的。外壁のレンガはメンテナンスフリー

希望は大空間のあるレンガの家でした。日本では難しいと思っていたのですが、セルコホームなら叶えられると知り、この地で手がける西田工務店さんに依頼しました。家が建ってからというもの、普段からニコニコしている方だと思うのですが、さらにニコニコしているといわれるようになりました。夫が庭いじりをはじめたことも、うれしい変化です。希望のすべてを実現するのは難しいですが、これだけは譲れないというものを貫くことが家づくりには大切だと思います。
HOUSE detail
玄関からすでに、「違い」が漂う。思い浮かぶのは戦前に外国人が建てた洋館。あるいはヨーロッパの映画で見かけることのある、こぢんまりとしたホテル。そこには新築とは到底思えない、ゆとりと落ち着きが満ちている。 家づくりにあたってTさんご夫妻が求めたもの、それはイギリス滞在時に暮らした、築180年の邸宅がまとっていた空気感。開放的な吹き抜けのリビング、塔屋の形状を活かしたダイニング、そして革張りの机を備えた書庫。輸入住宅に定評のある西田工務店と素材や色合いの吟味を重ね、当時そろえた家具や調度品がすっとなじむ空間を実現した。 古いものを大切にする姿勢、次代へ受け継いでいきたいという思い。T 邸に漂う「違い」は、スタイルやデザイン性ではなく、ご夫婦のそんなポリシーから生まれていた。
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