夫婦二人の時間を紡ぐ天竜杉と漆喰の家
袋井市 K邸
天竜杉の天井、梁と地松の床が心地よいLDK。ロフトには寺院の欄干のような手摺が付いている

天然素材だけで作った昔ながらの広い土間玄関 住まいの顔である玄関ホールは、天竜杉、地松、漆喰、障子、石といった和の自然素材だけを贅沢に使用し た。造作の下駄箱、納戸も棟梁の手づくり。日本人の心の琴線に触れる和みの空間だ

天竜杉の和室は茶室にも最適なおもてなしの間

濡れ縁越しに 庭の景色を楽 しめる天竜ヒノ バス、トイレ、洗面脱衣所も水に強い杉を贅沢に使用キの和室

「差しホゾ」が安心感を与える寝室の太い梁

バス、トイレ、洗面脱衣所も水に強い杉を贅沢に使用

無垢の木とス テンレスキッチ ンとのコントラス トが新鮮

自然豊かな周囲の景観になじんだ落ち着いた雰囲気の外観

子どもが巣立ち、夫婦ふたりの今後の暮らしを考えた場合、階段を使わない平屋の住まいが生活しやすいと思います。
HOUSE detail
二人の娘が独立し、これから夫婦でゆったり暮らそうと平屋の新築を構えたKさん。完成した住まいは、木、漆喰、畳、障子など、和の天然素材を活かし、大工歴30年の二橋棟梁が宮大工の知恵と技で仕上げた。玄関引き戸を開けると、日本旅館のような広い土間に心が和む。LDKはみごとな天竜ヒノキの柱と天竜杉の太い梁が交差し、古民家風のテイストに。ボルトを使わず、「差しホゾ」だけで建てる二橋建築の家は、次世代まで続く頑丈な造りが特徴だ。窓越しに広がる庭の花々を眺めながらキッチンに立つ奥様は、「毎日森林浴しているみたいで気持ちいいです」と微笑む。ご主人も「10年、20年後の我が家の経年変化を見てみたいね」と大満足の様子。華美ではないけれど、やさしい肌触りと香りに満ちた天竜杉の家は、夫婦の豊かな時間をていねいに紡いでいくことだろう。
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